こんにちは!スタッフOです。
先週末は父の日でしたね。
私は実家に行く用事があったのでケーキを用意して軽くお祝いをしました。
父の日じゃなくても感謝の気持ちを大事にしたいですね!
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というわけで今回は鳥の世界の「父性愛」?
子育てに積極的な鳥についてのお話です。
鳥類は一般的に子育てに熱心な種が多く、
特にオスとメスが協力して子育てを行う「一夫一妻制」が約90%を占めています。
これは、哺乳類と異なり授乳が不要なため
オスも子育てに等しく貢献できることが理由と考えられています。
では、その中でも子育てに積極的な鳥の例をいくつかご紹介します。
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1. 雌雄共同で子育てをする鳥
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▼ツバメ
雌雄が協力して巣作り抱卵、育雛(いくすう)を行います。
人の出入りが多い場所に巣を作ることも多く、身近で子育てを見ることができます。
▼シジュウカラ
巣箱を積極的に利用し雌雄でヒナに餌を運ぶ姿がよく観察されます。
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2. オスが特に献身的な子育てをする鳥
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▼エミュー
メスが産卵を終えると立ち去ってしまうため、
オスが約60日間飲まず食わずで卵を温め
孵化後も約7ヶ月間ヒナと一緒に生活し、生きる術を教えます。
まさに動物界の「イクメン」と言えるでしょう。
▼コウテイペンギン
メスが餌を獲りに海へ行く間、オスは約60日間飲まず食わずで卵を温めます。
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3. その他の子育てが特徴的な鳥
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▼ハト
ハトは「授乳」に似た方法でヒナを育てます。
ただし、哺乳類のように乳腺から母乳を出すわけではありません。
ハトは、「ピジョンミルク(素嚢乳:そのうにゅう)」と呼ばれる、
特別な分泌物をヒナに与えます。
これは、喉の奥にある素嚢(そのう)の内壁が剥がれ落ちてできたものです。
ピジョンミルクの特徴としては、
オスとメスの両方が分泌でき、ヒナに与えることができます。
孵化したばかりのヒナはしばらくの間このピジョンミルクだけで育ち、
その後、親鳥が運び込んだ固形の穀物などのエサも食べるようになります。
このように、ハトは鳥類としては珍しい非常に献身的な子育てを行うことで知られています。
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このように、方法は様々ですが鳥はイクメンだらけ!
愛情深さがとにかく凄いですね。
個人的に気になったのはハト。
有名なゲーム「どうぶつの森」シリーズをプレイしたことがある方は
気付いた方も多いはずです。
実はゲーム内に登場する喫茶店のマスターがハトで、
一定の条件を満たすとコーヒーに「ピジョンミルク」を入れてくれるんです。
まさか……なんてことはないと思いますが、面白い小ネタですよね。
今の時期ならツバメが子育てしている様子を見ることができるかもしれませんので、
外出した時に見かけたらそっと観察してみるのも良いかもしれません。
父の日は過ぎてしまいましたが、世界中のお父さんに感謝です!
それでは!
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